ユニフォームスタジオについて
ユニフォームスタジオは、老舗の制服・学生服の専門店です。1974年に東京都狛江市で「株式会社スクールメイツ」として創業し、1975年に目黒区自由が丘の洋裁店から事業を引き継ぎ、世田谷区奥沢に一号店の「自由が丘店」をオープンし営業を開始しました。1996年に「ユニフォームスタジオ株式会社」へ社名変更し、2000年に「自由が丘店」所在地に自社ビルを竣工しました。その後、2001年に品川店、2011年に大田店、2014年に調布店(2016年に西つつじケ丘に住所変更)を出店しました。2014年に狛江店の住所変更を経て、現在は代理店を含め6店舗を経営しています。Tシャツなどのオリジナル商品の開発・制作にも力を入れており、たとえば世田谷区立三宿中学校では学校指定のトレーニングウェアを開発するなど幅広く手掛けています。
目次
ユニフォームスタジオで制作できるスクールユニフォームの種類
創業から一貫して、目黒区、世田谷区、品川区、大田区、狛江市、調布市、稲城市といった東京都内、そして神奈川県の高校・中学が指定するスクールユニフォームを店頭販売しています。カンコー学生服や富士ヨット学生服などの大手メーカー製作の標準服が主力商品です。諸説ありますがカンコー学生服のwebサイトによると、スクールユニフォームは1879(明治12)年、学生同士の経済格差をなくすため学習院で採用された「詰襟制服」の製作が始まりとされています。戦時下で一度なくなりましたが、戦後間もない1950(昭和25)年に復活を遂げます。1960年代にブレザーの制服が登場すると、以降は多くの学校で採用されるようになりました。国連が採択したSDGsの目標に「ジェンダー平等」が含まれることから、近年では女子にスラックス(パンツスタイル)を採用する学校が増えてきています。多様性やジェンダーギャップなど、SDGsへの関心は高く今後も同様の流れが続くと予想されます。ユニフォームスタジオの取り扱い校の多くがブレザーを採用していますが、昔ながらの詰襟のスクールユニフォームもまだまだ健在です。
付属・関連商品のベルトやスパッツなどの小物類、大田区立田園調布中学校などの指定カバンや上履き、ポロシャツ、スクールセーターやカーディガンなど、関連商品を幅広く取り揃えています。ニット系は寒さ対策だけでなく、衣替えの時期や梅雨など体温調節の難しい時期にも使えるため、特にお勧めです。三宿中学校や尾山台中学校など、一部の学校ではセーターや指定体操着にマーク付けや刺繍を行っています。
ユニフォームスタジオのスクールユニフォームの価格相場
新入学前の11月頃からスクールユニフォームの展示が随時行われ、予約の受付と共に製作が開始されます。店舗によってまちまちですが、1月末までの注文分を早期予約特典として値引きの対象にしています。3月以降は納期の待ち時間も長くなり、入学用の写真撮影に間に合わなくなる可能性もあり、2月までの準備をお勧めします。一例として、大田区立大森中学校の標準服を目安にした価格(税込)は以下の通りです。田園調布や三田中学校などの他校もおおむね同様の価格に収まると考えられます。
男子
- 上着
- 25,630円〜29,040円(A体〜B体)(ブレザー・学年色ワッペン付き)
- スラックス(冬用)
- 11,880円〜15,620円(ウェスト58cm〜110cm)
- スラックス(夏用)
- 11,220円〜15,290円(ウェスト58cm〜110cm)
- 指定ネクタイ
- 1,980円(フリー)
女子
- 上着
- 22,550円〜24,420円(A体〜B体)(ブレザー・学年色ワッペン付き)
- スカート(冬用)
- 13,200円〜18,480円(ウェスト54cm〜78cm以降3cmきざみ)
- スカート(夏用)
- 11,880円〜18,370円(ウェスト54cm〜78cm以降3cmきざみ)
- 指定ネクタイ
- 1,980円(フリー)
ユニフォームスタジオのスクールユニフォーム制作例
制服の販売に加え、ユニフォームスタジオではオリジナル制服関連商品の開発にも力をいれています。Yシャツはオリジナル商品を3種類制作。中学生向けに動きやすさや成長を考慮した「ソフトシャツ」と「レギュラーシャツ」を用意。丈夫でアイロン掛けも不要です。高校生には、ウエストのたるみを少なくし、シュッとしたシルエットを採用した「スマートシャツ」を用意しています。独自の制作方法で長持ち、国産なのに3足1,210円(税込)と安い、定番の人気商品のソックスもオリジナル商品です。最近の流行りはハイソックスより、やや短めのハイソックスや通常丈のソックス。スカート丈が一時期より長めになったことが影響し、トレンドが変化したようです。スポーツが盛んな大田区の東京高校が採用したリュック型スクールバッグもユニフォームスタジオの開発商品です。元々、ショルダーバッグを指定商品としていましたが、運動部の生徒たちは独自のリュック型バッグを製作し使用していました。他の生徒からも望む声が上がり、ユニフォームスタジオが開発・製作・販売を行いました。
学校関係以外にもスクールユニフォーム専門店としての実績を活かし、企業制服のモデルチェンジ・コンサルティングを手掛けています。制服を単なる「仕事着」や「作業着」ではなく「企業の顔」として捉え、企業理念や社風にこだわったデザイン・制作を目指します。この他にも、店舗ユニフォーム、スポーツウェア、オリジナルTシャツ、防災用の帽子やはっぴに至るまで。さまざまなアイテムを制作しています。
ユニフォームスタジオでのスクールユニフォーム注文方法
スクールユニフォームは、ユニフォームスタジオの各店舗での店頭販売が基本となりますが、新入学時期の出張採寸会の会場でも注文できます。採寸会場限定の値引き特典など、通常よりお得に購入できるチャンスでもあります。インターネット注文は全て公式ホームページのメールから。楽天市場などの他サイトからは行えません。世田谷区の三宿中学校や、港区の三田中学校は公式ホームページ内のweb販売サイト「制服モール」から注文できます。また、小学校の体操着などは、公式通販サイト「UNIST.ESHOP」でも受付を行っています。一部の学校ではインターネット注文にも対応しています。たとえば、世田谷区の三宿中学校や、港区の三田中学校は公式ホームページ内のweb販売サイト「制服モール」から注文できます。また、小学校の体育着などは、公式通販サイト「UNIST.ESHOP」でも受付を行っています。楽天市場などの他サイトからは行えません。
また、メールやFAX注文も受け付けていますのでお気軽にお問い合わせください。
ユニフォームスタジオの評判
取扱校に直接訪問する「学校採寸」や、商品販売や修理の受付をする「サービスカー」が深沢高校などの都立高を定期的に巡回するなど、ユニフォームスタジオのきめ細かい丁寧な対応は評価されています。成長に伴う修理やお手入れ、サイズ調整が無料など、在学中のアフターサポートも充実しており、ネットの口コミサイトでは特に男子中学生について、「急に身長が大きくなる。すぐに穴を開けてくる」といった理由から、修理依頼のしやすい地元の利便性を押す声が挙がっています。地元なら地域の地図に不慣れな転入生にも使いやすいです。目黒区立大鳥中学校など、学校ホームページに制服の取扱店として、最上段に掲載される場合も多く学校からの評価の高さがうかがえます。