ローソン ユニフォームについて

皆さんはコンビニのユニフォームについて考えたことがあるでしょうか。コンビニのユニフォームはよく見ると定期的にデザインが変わっており、久しぶりに行ったコンビニのユニフォームデザインが見慣れないと少し違和感を覚えることもあるかもしれませんね。今回はそんなコンビニユニフォームの中でもローソンについて、現在のユニフォームのデザインや色、そしてこれまでローソンクルーが着用してきたユニフォームを全て紹介していきます。

LAWSON(ローソン)について

LAWSON(ローソン)は日本におけるコンビニエンスストアチェーンであり、1939年にアメリカのオハイオ州で誕生しました。日本では1975年から大手スーパーであるダイエーがチェーン展開を行い、三菱商事の子会社としてフランチャイズ展開が行われています。

コンビニ業界においては、大手三大コンビニエンスストアに名を連ねており2019年時点でセブンイレブンとファミリーマートに次ぐ業界第3位の位置に属しています。また1997年にはコンビニ業界で初の全国(全都道府県)出店を達成しました。ローソングループは、健康志向の「NATURAL LAWSON(ナチュラルローソン)」、ほとんどの商品が税別100円の「LAWSON STORE 100(ローソンストア100)」、そして設置型オフィス内コンビニ「プチローソン」など多岐に渡り展開しています。

ローソンユニフォームの種類

ローソンユニフォームの種類

ローソンの制服の種類にはオリジナルのカラーや長袖、半袖などのパターンが違うものが存在しています。ここからはローソンユニフォームの色やデザイン、種類やサイズなどについて詳しく紹介していきます。

ローソンユニフォームの色

現在(6代目)のローソンユニフォームの色は、ローソン特有の青い色をメインに紺色に近い青色となっています。後述しますが、以前のローソンのユニフォームは比較的水色に近い青色を使用していることが多かったため、現在使用されているローソンのユニフォームの色は歴代でも一番濃い青色のカラーリングとなっています。現在のユニフォームは性別や年代、国籍を問わずに誰にでも似合うデザイン性を重視しているそうです。

ローソンユニフォームのデザイン

現在のローソンユニフォームのデザインですが、 青一色のカラーリングと、ストライプ柄がミックスされたデザインとなっています。これまでのローソンのユニフォームといえば全体的にストライプのものが多かったですが、現在使用されているユニフォームのデザインに関してはストライプだけでなく青色そのものを使用したデザインが採用されています。現在のユニフォームのコンセプトとして、新しいユニフォームは幅広い人に似合うようなデザインとなっています。

ローソンユニフォームの種類

LAWSONのクルーが着用しているユニフォームの種類には現在のデザインの長袖と半袖が主に使用されています。このユニフォームはオーナーや店長、アルバイトなど店員の立場は関係なく同じものを統一しているお店がほとんどです。しかし、ローソンには「ファンタジスタ制度」というものがあり、これは全国のクルーがチャレンジすることのできるローソン独自のステップアップ制度となっています。この中にMACHICafé(マチカフェ)という部門がありますが、この資格を持っているクルーに関しては専用のエプロンが支給されるためこれを着用している可能性があります。

ローソンユニフォームのサイズ

ローソンユニフォームのサイズは、幅広いサイズが用意されており、ローソンで働く際に事前にサイズを聞かれることになっています。またローソンユニフォームにはメンズやレディースなどのくくりはなく、基本的に体のサイズに合わせてユニフォームの大きさを選ぶことになっています。6代目ローソンユニフォームのサイズについての公式発表はありませんが、4代目の時には男女兼用でSS~5Lまでの8サイズ(+特注サイズ)が用意されていたというニュースリリースが出されていました。

歴代のローソンユニフォーム

歴代のローソンユニフォーム

歴代のローソンユニフォームについて紹介していきます。ローソンのユニフォームは現在6代目のものが使用されており、入れ替わるタイミングは以前はばらつきがあったものの、ここ数世代は5〜6年周期で入れ替わっている傾向が見られます。ここではこれまで使用されてきたローソンのユニフォームを初代から現在のものまで一つひとつ見ていきましょう。

初代(1975年~)

ローソンの初代ユニフォームは、ローソンの日本進出の1975年から1978年まで使用されました。当時はデリカッセンコーナーが併設されていたことから衛生の観点を考え、紙製のキャップを着用していました。ちなみに初代ユニフォームは現物が残っておらず、確認することができませんが男女の性別で違うユニフォームを使用していたそうです。

2代目(1979年~)

2代目のユニフォームは1979年から1990年まで使用されていました。ローソンのユニフォームでおなじみのストライプ柄は当時はまだ使用されておらず、水色のカラーリングを基調としたものとなっており、ユニフォームの全体にLAWSONのロゴが散りばめられています。

3代目(1991年~)

ローソンの3代目のユニフォームは1991年から2002年まで使用されていました。三代目のユニフォームからローソンでおなじみのストライプ柄が採用されており、ユニフォーム全体が太い縦縞柄となっています。またストライプのワンポイントとしてピンク色の縦縞が一本入っていることも特徴のひとつです。

4代目(2003年~)

4代目のローソンユニフォームは2003年から2008年まで着用されていました。4代目のユニフォームはストライプ柄がしっかりと採用されているものの、全身すべてがストライプというわけではなく、中心に太い青色のラインが一本入っています。ワンポイントにピンク色でLAWSONのロゴが入っており、この頃から毛ばたきなどを入れるためのポケットやユニフォームの枚数を管理するためのICチップが導入されるようになりました。

5代目(2009年~)

現在のローソンユニフォームのひとつ前の世代である5代目のユニフォームは2009年から2015年まで着用されていたものになります。現時点で明るい青色を基調としたユニフォームは2009年からのこの5代目が最後であり、このユニフォームには細いストライプ柄と大きいストライプ柄の2種類が半分ずつ取り入れられており、LAWSONのロゴが大きく入っていることも特徴と言えるでしょう。

6代目(2016年~)

6代目のローソンユニフォームは2016年から現在でも使われているデザインに一新されました。この年から紺色に近い青色がユニフォームに採用されることになり、ローソンの店舗も以前は薄い水色のようなカラーでしたが、ユニフォームに合わせて濃い青色の店舗が増えてきておりイメージをリンクさせるような形が導入されています。

新デザインユニフォーム

ローソンユニフォームの販売情報・入手方法

基本的にローソンだけではなくどこのコンビニでも共通することですが、お店のユニフォームは原則お店で働いている人のみが着用できるものとなっています。時々、昔のデザインの制服などがヤフオクやメルカリといった、オークションサイトやフリマサイトに出品されているのを見かけますが、前述したようにローソンのユニフォームに関しては現在はICチップで在庫が管理されていることから、なかなか市場には出回らずに入手や落札も困難になっていることが予想されます。

今回はローソンユニフォームの歴代デザインや現在使用されているユニフォームの解説などを行ってきました。ローソンの制服は定期的に変更されており、前回の変更が2016年だったことから、そろそろ変わることも考えられます。皆さんも他のコンビニを含めお気に入りのユニフォームを見つけてみてはいかがでしょうか。